薬剤師になるには
薬剤師に給料がそこそこ高くて、安定しているという印象を抱いている人は多いのではないでしょうか。
私は薬学部に入学してからもそのイメージは変わりませんでした。
就職活動を行ったときは薬局やドラッグストアからはぜひうちに来てください、と引っ張りだこでした。
引っ張りだこだったのは決して私が優秀な人材だったわけではありません。全員そのような扱いを受けると思います。
なぜなら私はいわゆるFラン大学と呼ばれる薬学部に在籍中でした。
しかし、新卒で年収600万の企業に就職が決まりました。
そんな夢のある薬剤師という職に就くためにはどうしたら良いのか?をまとめました。
- 薬剤師を目指している人
- 薬剤師に興味がある人
- 給料の高くて安定した職に就きたいと考えている人
の方向けに記事を書きました。
まず薬剤師になるためには必ず6年間は大学に通う必要があります。夜間や通信などはありません。
薬学部の中には4年生のところもありますが、4年生では薬剤師国家試験の受験資格は取れません。少し前までは4年生の薬学部を卒業後2年間大学院に通えば受験できるときもありましたが、今はできないことになっています。
そのため、薬剤師になるにはまず6年生の薬学部に入学する必要があります。
全国に薬学部は国立が14大学、公立が4大学、私立が56大学で合計74大学あります。
薬学部は国公立は全て偏差値の高い学校になっていますが、私立の薬学部はピンキリです。上は慶応大学の70から、下は第一薬科大学の35まで幅広い偏差値になっています。
理由は簡単です。薬学部が乱立してしまったからです。そのため人気のない薬学部では受験さえすれば入学できるというところも多くあります。
ただ薬局や病院で薬剤師として働いたいという人はどの大学に行っても薬剤師資格さえ取得すればそれほど問題ありません。(製薬企業や開発職などの職に就きたい人は国立に入ってください)
薬剤師になればどの大学卒かなどあまり関係ありません。
そのため、今どんなに成績が悪くても薬学部に入れるのであれば入ったほうがいいと思います。その代わり6年間死ぬ気で勉強してください。
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