スギ薬局 徹底検証!!
スギ薬局基本情報
スギ薬局は愛知県に本部を置くスギホールディングスの子会社です。調剤を行っている店舗はスギ薬局、調剤を行っていない店舗はスギドラッグという名称で区別化されています。
店舗は本社のある愛知県を中心とした東海地方に密集していますが、関東へも進出し、近年北陸地方への進出も始めている。
北陸地方は石川県に本社を構えるクスリのアオキがシェアを占めていましたが、スギ薬局がどんどん増えていっています。
また、M&Aを積極的に進めており店舗の拡大を図っている。店舗数は2021年時点で1400店舗以上、そのほとんどは愛知県を中心とした中部地方です。
スギ薬局の募集要項を見てみよう!
1.給料
スギ薬局は勤務時間により”総合薬剤師”と”調剤薬剤師”のふたつに分かれており、給料はそれぞれ、
総合薬剤師…318,000円
調剤薬剤師…293,000円
となっています。ボーナスは平均4か月。
総合薬剤師は勤務時間が8時間を基本として4~12時間以内の範囲で勤務計画を定める。
調剤薬剤師は9~19時までの間で8時間を基本として、4~9時間以内の範囲で勤務計画を定める。
となっています。あまり違いが分かりませんが人事の人に聞いたところ、基本的に総合薬剤師として皆さん働くようです。そのため、給料は総合薬剤師の318,000円と考えるといいでしょう。
2.休日
スギ薬局の年間休日は総合薬剤師の場合116日(調剤薬剤師は120日)です。
クスリのアオキと比べると休日数は多いです。
https://merihsrisisann.com/2021/06/12/kusurinoaokitetteikennsyou/
ですがドラッグストアの休日数と比べると平均的な休日数です。
3.家賃補助
スギ薬局は転勤のあるリージョナル、ナショナルという転勤のある勤務形態があります。その二つを選んだ場合家賃補助が出ます。
家賃補助は8割。あた、赴任料として家財家具準備金も支給されます。
スギ薬局の家賃補助はドラッグストア、薬局の家賃補助としては平均的な額です。
4.福利厚生
スギ薬局の福利厚生には、従業員が入ることのできる保険や社割制度、連続休暇制度などがあります。
その中でも特にスギ薬局が力を入れているのは子育て支援です。
「プラチナくるみん」という仕事と育児の両立支援に熱心に取り組む企業のうち、トップクラスの実績を上げている企業として厚生労働省に認められた企業に与えられるマークをスギ薬局は薬局業界で初めて選ばれています。
また、プラチナくるみんを3年連続で取得しています。
これを見ても分かるように、スギ薬局は仕事と育児の両立ができそうです!
5.育児支援制度
産休・育休制度/配偶者出産特別休暇
産前6週間・産後8週間の休暇
育休は子供が2歳になった次の4月まで、配偶者の出産の際に2日の休みがもらえます。
短時間勤務制度
子供が小学校を卒業するまで、勤務時間を最大3時間短縮できる制度です。また、小学校3年生までは勤務時間を固定したり、勤務を土日限定にするなどの働き方をすることができます。
他のドラッグストアではここまで充実した育児支援制度はないため、長く働きたいと考えている人は新卒でスギ薬局に入るのもおススメです!
スギ薬局の気になるところ
2021年5月にスギホールディングスの社長夫妻が新型コロナウイルスワクチンの優先摂取を強要したと報道され、スギホールディングスの株価は大幅に下落、全国ネットで報道され悪いイメージが全国的に広まってしまいました。
この報道があった際に、従業員からも社長夫妻の傲慢さがSNSなどでも拡散されるなどしていました。
就職活動の際にはスギ薬局は他のドラッグストアと差別化し、働きやすさを全体的にアピールしている傾向にあったので、イメージダウンは避けられませんでした。
社長の傲慢さと社員の働きやすさがどこまで関係してくるかは分かりませんが、少し気を付けたほうが良いと思います。