北陸大学受験最新情報
北陸大学・基本情報
北陸大学は石川県金沢市にある大学です。1975年に開学された歴史のある大学で、キャンパスは太陽が丘キャンパス・薬学キャンパスの2つです。薬学部の学生は1年生と2年生の少しの時期だけ太陽が丘キャンパスで授業がありますが、ほとんどは薬学キャンパスで講義を受けることになります。
北陸大学の薬学部は6年制のみで、定員は125人です。
この大学はいわゆる”Fラン大学”です。しかし、薬剤師国家試験合格率の低さをどうにかしようと近年頑張っており、以前はほとんどボーダーフリーだった入学試験も、厳しくなっているようです。
厳しくなっているとはいっても、薬学部を目指している学生にとっては非常に簡単に入学できる大学の一つです。
北陸大学・大学周辺の住みやすさ
北陸大学のある金沢市は北陸地方随一の都市部です。北陸大学から車で40分ほどで金沢市の中心地へ行くことができます。
その代わり、大学周辺には何にもないと北陸大学に通っていた友人が言っていました。
北陸大学には学生寮があり、2022年度からは男女合同の寮になります。いままで女子寮だったところに男子寮が合流する形になります。
女子寮は非常にきれいで、ホテルのような外観です。また、24時間、寮母さんや警備の人が常駐しており監視カメラもそこら中にあるため、セキュリティはばっちりです!
https://www.hokuriku-u.ac.jp/about/campus/dormitory.html
↑寮の紹介は北陸大学のホームページに載っていました!
年間85万円で、食事も平日の朝・夕ついています。また、完全個室でトイレ・風呂も個室についています。冷蔵庫やベッドや机、いすなどもついているので入居する際にも助かります。
アパートに住む人も車やバスで数分の場所に多くの学生向けのアパートがあります。(近くに金沢大学などほかの大学もあります) なので、住む場所には困らないでしょう!
北陸大学(薬学部)・金銭事情
1年次 | 2年時以降 | |
学費 | 2,150,000円 | 1,950,000円 |
私立薬学部の平均が一年間で200万円なので、北陸大学は平均並みの学費です。
しかし、北陸大学は奨学金制度が非常に充実しています。また、他の大学の奨学金よりも難易度が低いので、無理に国立の薬学部を目指すよりいい選択かもしれません。
北陸大学の奨学金制度
免除額 | 選抜方法 | 継続条件 | |
S特待生 | 最大6年間・145万円給付 | 大学入学共通テストまたは一般試験で合格率70%以上の人から選抜 | GPAが3以上かつ上位10%以上 |
A特待生 | 初年度145万円給付 | 一般試験A日程から上位50人 | なし |
S特待生は145万円給付されるので、一年間50万円で薬学部に通うことができます。
北陸大学の特待制度の素晴らしいはこちらです!
- 国立大学の学費より安い
- 試験で70%以上取れば特待生になれる
- 試験は科学と数学・英語の3教科のみで受験可能
- 継続条件も上位10%と他の大学よりも優しい条件になっている
- S特待生になれなくても、2年時以降に特別奨励金で60万円ほど給付金がもらえる
国立大学の薬学部は全ての教科合わせて80%以上取る必要があります。しかし、北陸大学の受験では3教科で受験なので、その3教科を集中的に勉強すると70%以上は取れると思います。
決して無理な難易度ではないので、6年間の学費が870万円も安くなると思うと浪人してでも特待生になる価値はあると思います。

補足情報
北陸大学のキャンパスは二つあり、一つは太陽が丘キャンパス もう一つは薬学キャンパスです。薬学部の学生は1~2年生のころは太陽が丘キャンパスでの講義もありますが6年間のほとんどを薬学キャンパスで過ごすことになります。
薬学キャンパスは山にあり、通学は路線バス・学校のシャトルバス・車のどれかになります。しかし、基本的には3年生になってからでないと車通学はできないので通学が少し不便かもしれません。