薬学部

学費免除で私立薬学部に特待生で入ったのに奨学金を1000万借りた話



授業料免除で私立薬学部に入ったのに奨学金を1000万借りた話

突然ですが私の奨学金の借入総額は10,368,000円です。JASSOの奨学金で第一種(無利子)は約460万円、第二種(有利子)は約570万円を借り入れました。第二種は利率変動型で借り入れたので現在は利率が0.002%になっています。

月の返済額は約45,000円。これを20年間かけて返済していく予定です。私と同じく私立薬学部の学生で奨学金を借りている人の半分は1,000万円以上借りていると言われています。

しかし、私は薬学部で6年間特待生として授業料の免除を受けていました。にもかかわらず奨学金を1,000万円も借りないといけなかった理由をお話しします。

授業料免除のからくり

私立薬学部の学費は一年間で約200万円が相場です。私の通っていた学校もそうでした。しかし、その内訳には授業料や設備費、教育充実費などがあります。さらに入学時には入学金が何十万円と出ます。

私はそのうちの授業料の免除だったのでそのほかの設備費や教育充実費などで年間50万円以上は軽く出ました。さらに教科書代に毎年10万円。4年時のCBTのための教材に数万、6年時の国家試験対策のための青本の購入に数万円と、まとまった金額の支出が結構な頻度であります。

私が6年間で薬学部関連でかかった費用は約500万円。これは授業料を免除してもらった上での金額です。まさか授業料免除の特待生を獲得してこれほどお金がかかるとは思いもしませんでした。

その他でかかる費用

学校関連以外でも県外の大学にしか薬学部がなかったので、住むところや食費など生活費がかかります。私は寮に住んでいたのである程度生活費は抑えられましたが、アパートで独り暮らしする人はもっとかかると思います。

さらに、薬学部では実務実習があります。2.5か月の2セット(病院と薬局)の実習の時に車移動が当たり前のように必要とされます。私はアンケートで車は持っていないと答えましたが、車でしか行けないような実習先に当たり車を購入する羽目になりました。

これは東京など都会の学校以外であれば当たり前に要求されると思います。そのため免許も事前に取っておく必要があります。

これで6年間で500万円かかりました。たまに生活費はバイトで稼ごうとしている人がいますが、薬学部にいる限りは無理です。私もバイトはしていましたがよくて月3万程度です。しかもテスト前には少なくとも1か月は休みを取って勉強に集中しないといけません。バイトをしていた人は留年します。

もし、無理をしてバイトをしても留年しさらに200万円の学費が追加されると考えたら、6年間できっちり卒業して薬剤師になって、稼ぐ方がはるかに効率がいいでしょう。

今から奨学金を借りようと思っている人へ

薬学部に入ろうという選択肢は間違っていません。薬剤師は将来消える職業だという人もいますが、無視しましょう。消えません

薬剤師は医者のように年収1,000万円も貰えるような仕事ではありませんが、全国どこに行ってもある程度の給料で働くことが出来ます。それは就職活動の時に痛感するでしょう。自分より優れている人が苦労している就活で薬剤師として働くというだけで、就職に関してはなんの苦労もありませんでした。

しかし、軽い気持ちで薬学部に入って2回の留年を経て5年間通った大学を辞めていくような人、国家試験に合格できずに数年たっている人、、、たくさん見てきました。その人たちの大半は実家が金持ちなので好きにすればいいと思いますが、奨学金を借りている人は事情が違います。

1000万円も借りて薬剤師になれなければ、月5万円近くの返済は非常に厳しいでしょう。親にも迷惑をかけることになります。(留年時には奨学金は借りれません)

なので絶対に6年間でストレートで卒業し、国家試験に一発で合格するという強い気持ちを持って奨学金を借りてください。薬剤師になればこっちのものです。

その気になれば地方の薬局で新卒で600万を超える求人もあるので数年で返済できます。結婚してもパートで時給3,000円の仕事に就くこともできます。

6年間で人生が変わります。それに1,000万投資すると考えましょう!利回りは最高です!