【何点取ればいい?】全国統一模擬試験Ⅲ【薬剤師国家試験】
全国統一模擬試験Ⅲの概要
薬剤師国家試験の模擬試験を行っている会社の中でも薬ゼミの行っている全国統一模擬試験は、最も受験者数の多い模擬試験です。
薬剤師国家試験の受験者数は毎年約1万4000人。それに対し、薬ゼミの全国統一模擬試験Ⅲの受験者数は約1万人。 他の模擬試験は受験者数が3000人程度のものもあるので以下に薬ゼミの受験者数が多いのかが分かると思います。
薬剤師国家試験模試は受験者数が大事!
薬剤師国家試験は相対評価です。その為、合格点が毎年変わってきます。
第101回 | 223点 |
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第102回 | 217点 |
第103回 | 217点 |
第104回 | 225点 |
第105回 | 213点 |
第106回 | 215点 |
相対評価が始まった第101回から合格点には最大で12点もの差があります。6年間の平均は218点です。
点数だけでは合否が分からないため、全国の受験者と比較する必要があります。比較をする際にサンプル数が少なければ精度は落ちてしまいます。また、薬ゼミ以外の模試では国家試験では問われないようなマニアックな問題が多く、自分の実力が分かりずらいです。
なので、薬ゼミの全国統一模擬試験Ⅲは絶対に受検するようにしましょう。
模試で何点取れば安心??
先ほど述べた通り、薬剤師国家試験は相対評価なので点数では一概に言えませんが、例年210点以上取っている人は、国家試験の合格圏内です。
国家試験まで1か月で10点近く点数を上げることが出来るは不安な人もいるでしょうが、全国統一模擬試験Ⅲは国家試験よりも難易度が少しだけ高く設定されています。
そのため、たいていの人が国家試験では10点以上点数を上げてきます。
しかし、あくまでも国家試験は相対評価なので、模試の結果が帰ってきたら点数ではなく自分が全国平均からどの位置にいるのかを確認しましょう。
点数が悪かった どうする?
模試の結果が悪かった人は後1か月しかありませんが、効率的に点数を上げるために模試の結果をよく見てみましょう。
統一模擬試験の結果には、正解率が60%以上にもかかわらず自分が間違えてしまった問題と、その数が載っています。その問題は過半数以上の人が正解できている問題なので難易度的には優しめであることは確かです。
この時期に難しい問題を頑張って解けるようにするよりは、簡単な問題を取りこぼしなく正解できるようにするのが良いでしょう。